暁FC女子部 梶山芙紗子さん FIFA女子国際審判員としてデビュー
FIFA女子ワールドカップ・ドイツ2011が6月26日に開幕し、なでしこジャパンは、初戦ニュージーランドを破り、幸先良いスタートを切りました。出発前の6月18日には、松山市で強雨の中、韓国代表と壮行国際試合を行い、1-1で引き分けましたが、その試合での審判団として主審は中国から、第4審判として暁女子部に所属する梶山芙紗子さんが国際審判員として初の国際マッチを務められました。
彼女は暁小学女子部からのメンバーで、中学では平成3年関西サッカー協会主催の第8回関西中学生女子サッカー大会で、故松木団長、井上高明監督の下で京都暁FCの主軸として優勝に導き、その年、未来くん賞団体の部で京都府スポーツ賞を受賞しました。また高校では家政学園(現京都文教高校)陸上部で活躍する傍ら、暁レディースの一員として、平成5年には関西女子リーグ2部で優勝するなど数々の実績を残してきました。今年1月には、故松木団長の後押しもあって念願のFIFA女子国際審判員資格を取得され、そのFIFA国際審判員エンブレムを松木団長の仏前に報告に見えたとのことです。
なお今回の女子ワールドカップでの開幕戦ドイツ対カナダ戦での審判団として主・副審はオーストラリアからの3名で、第4審判として日本の深野悦子さんが務める栄誉を担い、また30日のカナダ対フランス戦には日本の深野さんが主審、副審に高橋早織さんが中国の副審と組み、試合を担当されます。梶山さんは今回は自費観戦として行くが、次回4年後のカナダ大会にはぜひ審判として参加したいので、頑張りますとのことでした。暁クラブとしてもみんなで応援しましょう!!